【ごあいさつ】議員生活1年のごあいさつ

みなさま

 2020年4月21日を迎えました。
 宇都宮市議会議員という市民の代表として皆さまから選んでいただき、1年が過ぎました。
無事に1年を過ごすことができましたのは、みなさま方の大きなお支えとお励まし、暖かなお心遣いをいただきましたからでございます。心より深く感謝を申し上げます。
 誠にありがとうございました。

 全く初めての、新しい仕事のやり方と生活の変化は、1年を経て、充実感と共に貴重な宝ものとして体の中に受け止めました。その時間の中で、みなさまのお声をお聴きし、ひとつづつ解決していくこと、目標の政策を実現していくことに全力を注いできたつもりです。
 しかしながら、この日を迎えて振り返るとき、達成感と歯がゆさというと、圧倒的に後者の方を強く感じています。本当にこれで良いのか、こちらの方が正しい決断なのか、と、迷ったり悩んだりすることばかりだったような気がします。
 また、議会という枠組みの中では、考えや意見を通していくことが難しいこともたくさんありました。常に、最も小さい声に耳を傾け最善を考えて判断しているつもりでも、後になって自信がなくなったこともありました。

 これから、2年目が始まります。
 1年間のすべての貴重な経験と学びとを加えて、また全力で宇都宮市議会議員を務めてまいりたいと存じます。
 どうぞこれからもご指導、お支えを賜りますよう心よりお願い申し上げます。

    今、コロナウイルスの感染が世界中に拡がっています。
 みなさま方のご心配とご労苦はいかばかりかとご拝察申し上げます。私も国や県、宇都宮市など行政の対応を検証し、自分のやるべきことを見極めながら対処する日々を送っています。昨年の台風第19号に続き、これまでにないといわれる災害を、議員という立場で迎えていることを深く考え、重く受け止めています。
 みなさまのご健康とご平安、そして生活を守ることが使命であることを思い、行動してまいりたいと存じます。
 
 「すべての人が幸せに生きる 美しいふるさとを子どもたちに」
    このことを常に忘れず、地球を守り、幸せな未来を創ることをあらためて決意して、みなさまへの心からの御礼と感謝のご挨拶とさせていただきます。

敬具

2020年 令和2年 4月21日

市議会議員1年を感謝して  出井昌子